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高気密・高断熱の実現

「高気密」、「高断熱」、「計画換気」、「冷暖房」、「除湿」の5つのキーワードから構成される当社グループの家造りは、日本固有の高温多湿な気候の中で現代の生活スタイルを大幅に変更することなく、より安全、快適、健康的にしかも経済的に暮らすことのできる住環境を実現します。
古来より日本の生活様式は風通しをよくすることで夏場の高温多湿の気候に対処し、冬場の厳しい寒さは耐え忍ぶものでした。
1400年の寿命を持つ法隆寺に代表されるように、この生活様式が同時に構造材である木材を長持ちさせるための科学でしたが、現代人の生活スタイルをこのような開放的ではあるが、冷暖房の無い生活に戻すことは不可能です。
現在では冷暖房機器の普及により年間を通じて概ね適温で生活することが一般的ですが、ほとんどの住宅は冷暖房の効率性向上のため内断熱工法で断熱を強化しており、これが壁内結露を引き起こす主因となっています。

この壁内結露が建築木材を腐朽させ、建物の寿命を著しく縮めているのです。
そこで当社は「外断熱工法」を採用し、「高断熱」を実現するとともに壁内結露の発生を抑止しました。
さらに外部の湿気を戸内に侵入させないために家全体の「気密性能」を向上させました。
内部で発生する水蒸気に対しては、計画的な「集中換気」により湿気を強制的に外部に排出します。

「高気密・高断熱」が適正に実現できている住宅においては、この「計画換気」システムは有効かつ効率的に機能し、冷暖房機器のランニングコストも低く抑える経済性、及び省エネルギーの実現が可能となるのです。
また「気密性能」は経年劣化するため、この経年劣化への対処や品質管理も重要となります。
当社グループでは気密劣化の少ない独自の工法(特許出願済:特願平7-108980号他)の採用に加え、気密性能の経年測定を行うことで品質管理を行い、豊富なデータを収集・蓄積してこの問題を解決いたしました。
当社はこの4つのキーワードの実現により日本の住宅の耐久年数は格段に向上すると確信していますが、耐久年数の長期化は同時に資源の長期利用をもたらし、結果として環境問題の根本的な解決策となります。


現在一家庭が排出する生活ゴミは年間約900sであるのに対し、住宅の解体処分による建設ゴミは平均的な住宅一棟につき35tにも上るといわれます。
現代の住宅耐用年数が約20年であることから、住宅一棟につき年間1,750sものゴミが発生する計算となります。
よく問題となる生活ゴミの約2倍もの建築廃材、これこそが私たちがまず取り組まなければならない「ゴミ問題」であると考えます。
当社は住宅耐用年数を飛躍的に向上させることで、建築廃材の削減に貢献してまいります。


このように、家造りにおける問題点を根本的要因から検証し、数値データによる分析を行うことで、その合理的な解決策が見えてきます。
家造りを論理的に行うことで、品質管理においても高いレベルを維持することが可能となり、結果として「住まい」に関するメンテナンスコストの削減にもつながるのです。




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