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「家造り」への基本姿勢
当社の「家造り」に対する基本姿勢は、まず従来の家という箱造りからではなく、中に住む人間からスタートします。これは「住宅の中に人が住まう」というごく当たり前の視点からスタートすることを意味します。
最近は輸入住宅も含めて様々な種類の住宅が販売されています。
確かに欧米の住宅はデザイン性に富み合理的な考え方に基づき設計されていますが、当社では気候風土が違う欧米工法をそのまま日本に取り入れても前述の問題の解決にはならないと考えています。
家造りにおける問題点は、主として日本固有の高温多湿の気候に起因しているため、湿気の少ない欧米で発達した工法をそのまま取り入れても根本的な解決とはなり得ません。
そこで生活環境学という視点からアプローチし日本固有の住環境を分析し、合理的な解決方法を研究することが求められるのです。これは住宅を「科学」することであり、デザイナー型住宅メーカーからエンジニア型住宅メーカーへの転換を意味します。
これまでの住宅メーカーには決してなかった視点と発想です。
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Total Balance Technology
当社は家造りの問題解決方法を5つのキーワードで組み立てております。
それは、
1.高気密
2.高断熱
3.計画換気
4.冷暖房
5.除湿
の5項目です。 と同時に、それぞれの項目は単独で用いても根本的な解決には至らず、各々の項目全てが同時にバランス良く満たされる工法こそが必要であるという結論に達しました。
消費者の意識変化
一方、消費者サイドにも少なからず問題は存在しました。
消費者も住宅に対する知識が十分ではなく、また住宅に資産価値よりも利用価値を求めてきました。
そのため、住宅のブランドに過度に依存したり、また住宅は建築完成が最終目的地とされ、その先の維持・管理についてはあまり考慮せずに購入するといった姿勢も、家造りに対する住宅メーカーの長期的な対応を損なわせました。
しかしながら、バブル経済の崩壊を主たる契機として消費者の意識も徐々に変化し始めています。
環境問題や健康問題を重視し、住宅の資産価値を重視する傾向は近年ますます顕著になりつつあります。イメージやデザインのみではなく、消費者の意識は本来求められるべきであった住宅の基本性能へと重心を移しています。
当社グループはこの意識変化が一時的なものではなく、今後住宅マーケットに非常に大きなインパクトを与えるものと確信しています。
そしてこの問題を解決するには、根本的な原因の分析とそれに基づく合理的な解決策が必要なのです。
これを当社では「トータル・バランス・テクノロジー(Total Balance Technology )」と呼んでおります。
住宅の諸問題を解決するためには、これまでの対症療法や部分的改善によるものではなく、問題点の科学的分析から導き出される合理的な解決方法を、バランスのとれた組み合わせで行っていくことが求められます。
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例えば高断熱は一つの要素にすぎず、これ単独では何の問題解決にもなりません。
家全体をシールドのように覆い気密を高め、同時に計画換気により換気を十分に行って初めて外断熱工法が活かされるのです。
外断熱工法を採用した住宅も増えつつありますが、残念なことにそのほとんどが断熱工法のみの採用でおわっているのです。
これでは、これまでの対症療法や部分的改善と何ら変わりはなく、当社はこうした住宅との差別化を図る意味でも積極的な企業コミュニケーション活動を通じ、「正しい外断熱工法」の普及を通じて現代の住宅問題解決の理念を訴えてまいります。
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